人を思いやる気持ちはみんな同じ
中村 ゆうさん(受賞時:和歌山県立橋本高等学校2年生)
米国ボランティア親善大使に選ばれてから、コミュニケーションが上手く取れるのかと不安だったのですが、ルームメイトをはじめ海外の受賞者みんなが緊張していた私に積極的に声をかけてくれ、すぐに仲良くなることができました。情報交換会でも、最後まで私のプレゼンを一生懸命聞いてくれて、最後はみんな拍手をしてくれました。もともと私は人見知りだったのですが、言葉は違っても気持ちは繋がるんだと実感できました。
受賞者の一人に、14歳の目が不自由な男の子がいました。学校に行ってもクラスメイトは週何時間も読書の授業があるのに、彼のような視覚害を持っている生徒たちには週に一時間しか点字の授業がなく、授業についていくのも難しくっていったのです。
そこで、彼はニュージャージー州のある州議会議員に相談し、州議会でスピーチをさせてもった結果、州議会議員らが協力して120万ドルの予算をとり、視覚障害を持っている児童に対して週4時間の点字の授業を追加してくれることになったのです。その後も、彼は視覚障害者の代表としての活動を続けているのです。
自分が辛いときに、自分と同じ立場の人たちにも何かできないかと思う優しさ、そしてそれを行動に移して自分の街をも動かす実行力、そのパワーにとても感動しました。他にも、全米表彰式の受賞者のボランティア活動は、規模も内容もスケールの大きなものばかりでしたが、そのどれもが温かい思いやりの気持ちが伝わってきました。
私は、世の中にこういう人たちがいるということを、ぜひたくさんの人に知ってもらいたいと思います。そして、このような仲間と一緒に時間を過ごすことができて本当に良かったと心から思いました。
全米表彰式に参加して、受賞者のみんなに共通していたのは、「誰かを笑顔にしたい」という気持ちと、自分を支えてくれてきてくれた人への感謝の気持ちでした。私も感謝の気持ちを忘れずに、これからもボランティア活動を続けていきたいと強く心に誓いました。
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