ボランティア・スピリット・アワード

Award Honorees受賞者紹介

Honorees List第24回 中国・四国 ブロック賞・コミュニティ賞

- 中学生部門 -

ブロック賞

中国・四国ブロック
岡山県
倉敷市立南中学校
竹森 春優さん
小学校2年生の時の先生からのアドバイスでボランティア活動を始めた。「いじめがなくなるように」「不登校の人たちが減るように」「プラスチックゴミの削減」「不法投棄の削減」という目標に基づいて、次の5つに取り組んでいる。①高齢者や地域の人々との交流、②海や山、公道などでのゴミ拾い、③岡山自主夜間中学校での学習ボランティア、④イベントでの手伝い、⑤子どもとの交流など。今後はさらに活動を広げるため、地域の公民館で活動内容の講演を行ったり、市や県の行事で広報活動を行うことで、ボランティアをする人数を増やしていきたい。
中国・四国ブロック
島根県
金光学園中学・高等学校
田中 希莉子さん
地域のお年寄りと一緒に、笠岡市の昔の主産業だった「麦稈真田(ばっかんさなだ)」という、麦わら帽子の材料作りの復興・普及活動に取り組んでいる。所属している自然体験教室「旬の会」で麦プロジェクトとして立ち上げ、麦まき、麦ふみ、刈り取りも実施。麦稈真田のワークショップでは、講師の方々は70歳以上なので、小学生が参加する時などは自分が講師と小学生の間に入って、小さい子供にも分かるように話すことを心がけている。麦稈真田はそのままでもストローとして使うことができ、自然からできた麦のストローは土にかえるので環境に優しく安心だと思っている。
中国・四国ブロック
愛媛県
宇和島市立城南中学校
生徒会
今年大きく3つのボランティア活動を実施した。1つ目は城南中学校のコロナ禍における14の新しい生活様式を提言。また、全校生徒に感染予防の意識づけをするため、一人1個、合計230個の缶バッジを1つずつ手作りし贈与した。2つ目は熊本豪雨で甚大な被害がでた熊本県人吉市に募金を送った。これは近隣の中学校とオンライン会議をして全3校で実施。自分たちの学校では募金と一緒に缶バッジも送付した。3つ目は「ハマユウ保護活動」という、今年で44年目になる活動で、ハマユウが群生している「沖の島」の掃除が主な活動になっている。
中国・四国ブロック
愛媛県
東温市立重信中学校
T-ボラン
東温市花いっぱい運動、重信川の氾濫から地域を守るための工事を行った足立重信翁の墓碑清掃、JCVを通して世界中の子どもたちにワクチンを届けるためのエコキャップ回収活動、東温市の福祉施設で役立ててもらうためのアルミ缶回収活動などを展開している。今年は新型コロナの影響で学校外での活動が制限されたため、新たにコロナ禍での差別をなくすための愛媛発信の「シトラスリボンプロジェクト」に取り組んでいる。今後は校内ボランティア広報誌の「Tポラのつぶやき」の発行で、さらに多くの人に自分たちの存在を周知し、ボランティア意識を高めるように努めていきたい。

コミュニティ賞

中国・四国ブロック
岡山県
和気町立佐伯中学校
生徒会
3年生が制作した手作りカレンダーを、校区に住んでいる一人暮らしのお年寄りのもとに届ける活動をしている。配布は全校生徒で行い、一軒一軒手渡しで実施。カレンダーには自分ががんばっていることや、学校での出来事を綴った手紙を添えて、コミュニケーションのために必ず会話をしながら渡すようにしている。この活動は十数年前から生徒会で継続している。
中国・四国ブロック
広島県
広島市立白木中学校
瀬尾 亮介さん
グローバルゴールというアプリを使って、一人で募金活動をしている。世界には貧困や飢えで苦しんでいる人がいることを知り、少しでも助けることができればと考えてこの活動を始めた。自分の活動を紹介するためではなく、世界には生きていくだけで精いっぱいで、苦しい生活を送る人がたくさんいることを少しでも多くの人に知って欲しいという思いから応募した。
中国・四国ブロック
広島県
三原市立第一中学校
生徒会
学校で赤十字献血センター主催の献血セミナーが行われ、コロナ禍で献血が不足していることを知った。中学生は献血ができないので、自分たちでも何かできないかと考え、献血を呼びかける活動を実施することにした。全校生徒からスタッフを募集し、献血会場で呼びかけを実施。一時は献血が2時間待ちになり、後日、献血数が史上最高だったと報告を受けた。
中国・四国ブロック
香川県
宇多津町立宇多津中学校
生徒会
年に2回の町内一斉清掃と夏休みボランティアを、全校生徒で取り組んでいる。町内一斉清掃は、その名の通り宇多津町全体で取り組み、住んでいる自治会内を家族や友人たちと楽しく清掃する。夏休みには全生徒が駅前清掃、校内整備、さわやかロード清掃、高齢者宅へ配布する絵手紙作りなど、約40コースの中から希望するボランティアに参加している。
中国・四国ブロック
愛媛県
宇和島市立城東中学校
生徒会
生徒会ではボランティア活動を、朝・花・地域・キンギョ・城東の5つのグループに分け、それぞれに担当大臣を任命して活動している。今年は新型コロナの影響で「大勢が集まらなくてもできる活動」を話し合い、キンギョボランティアに力を入れることにした。学校で飼っている「ピンポンパール」という金魚を地域の公民館に寄贈、多くの人に金魚の魅力を伝えている。
中国・四国ブロック
愛媛県
宇和島市立城北中学校
生徒会
受け継がれている活動は、夏休みの地域清掃や祭礼の手伝いだが、今年はもっと活動の幅を広げようと、週に一度の地域清掃、挨拶活動、ベルマーク回収などを追加した。また地元の保育園に手作りマスクを届ける取り組みも行い、さらに熊本県人吉市に支援募金と激励を込めた人文字メッセージを送ったり、地元で花火を打ち上げるための募金も行った。
中国・四国ブロック
高知県
高知市立横浜中学校
生徒会
「横中ボランティア」と題して年間20回以上の活動をしている。特に5月に行われる「よこせと海辺のにぎわい市」で販売する花の苗は、校内で種まきから行っている。今年はにぎわい市は中止になってしまったが、街路樹の根もとに花を植える「花いっぱい大作戦」や、「地域配布プランターの花の植え替え」では、保育園や小学校、福祉施設を訪れて年2回の植え替えを行った。

- 高校生部門 -

ブロック賞

中国・四国ブロック
岡山県
朝日塾中等教育学校
ボランティアチーム
日々お世話になっている学校周辺の岡山市北区御津地区に貢献する活動を行っている。獅子舞フェスタや防災キャンプ、御津マラソン大会など、地域おこしイベントを手掛けてきた。そういった活動のなかで地域の方々にヒアリングすると、御津地域に350年以上前から伝わる伝統的な獅子舞が地域のコミュニティに役立っていることが分かり、調査内容をまとめたところ、「岡山の歴史・文化フォーラム2019」で岡山北西ロータリークラブ賞を受賞。現在コロナ禍ではあるが、獅子舞フェスタ運営スタッフとして会場や救護、獅子舞演舞などの準備を進めている。
中国・四国ブロック
岡山県
岡山県立倉敷天城高等学校
倉敷天城モデルロケット&プラズマ研究チーム
親子を対象に「宇宙」をテーマにした実験教室の開催により、科学体験とワクワク感の普及に取り組んでいる。大型施設などで実験イベントを開催していたが、新型コロナの影響でそれができなくなった時、父に「病気の子どもたちの学習を支援するNPO法人」からオンラインでの実験動画配信の依頼があり、それなら自分たちも一緒にと願い出て、初めてオンラインでの配信を経験。状況が厳しくても悲観することなく、プラスに考えることで道は開けるということを強く感じた。対面での講座が再開された後も、オンラインの経験を生かしたプレゼンを工夫している。
中国・四国ブロック
岡山県
金光学園中学・高等学校
田中 宏樹さん
3つのボランティア活動に取り組んでいる。一つめは岡山県自然保護センター内に生息している動物や昆虫、植物を観察するイベントで、講師の先生のサポートと参加者の安全管理を行う自然観察会での活動。二つめはフィールドで観察した生き物を展開図に起こして、オリジナルの切り紙を作る切り紙作家としての活動。三つめは生物多様性ユースアンバサダーとしての取り組みで、みずしま財団と協力して、倉敷市「高梁川流域地域づくり連携推進事業」にて生物多様性のDVDとパンフレットを制作中。こういった活動はYouTubeでも動画配信する予定だ。
中国・四国ブロック
山口県
山口県立厚狭高等学校
家庭クラブ
家庭科の授業を履修した全校生徒が「家庭クラブ員」としてボランティア活動を行っている。地元の厚狭地区では昔から「寝太郎かぼちゃ」という名産品があり、このかぼちゃを全国の人に知ってもらいたいという思いから、家庭クラブ役員を中心にかぼちゃを使った商品開発に取り組んだ。試行錯誤の末にかぼちゃをペースト状に加工した商品が完成。地元にお披露目しようとした矢先に新型コロナの感染拡大が発生したが、地元のスーパーや小売店の協力で店頭販売が実現した。さらに「ふるさと納税の返礼品」の話もいただき、予想外の反響に驚いている。

コミュニティ賞

中国・四国ブロック
岡山県
朝日塾中等教育学校
杨 航さん
荒んだ気持ちを和ませ、楽しい気持ちにさせてくれるマジック(手品)の活動に取り組んでいる。さまざまなマジックの良し悪しを分析したり、新しいマジックを考案して文化祭で披露し、それを評価してもらってスキルアップにつなげている。現在は老人ホームで家族と離れて生活しているお年寄りにマジックを見せて笑ってもらうため、学校の先生を通してホームとの交渉をしている。
中国・四国ブロック
岡山県
山陽学園中学校・高等学校
地歴部
瀬戸内海の海洋ゴミ問題の解決に向け、SDGsの視点から今あるゴミの回収と、未来に発生するゴミの抑制に努めている。海底ゴミと漂着ゴミの回収をしており、中でも海底ゴミは漁船から底曳き網で引き上げる大変な作業となる。展示会などの啓発活動では、ペットボトルの飲料水も飲み終えた瞬間からゴミになるという、「商品とその未来」を意識してもらうよう工夫している。
中国・四国ブロック
岡山県
白石踊800年の伝統を受け継ぐ会
瀬戸内海にある白石島には、重要無形民俗文化財に指定されている白石踊が伝わっているが、近年の過疎化で後継者不足が深刻になっている。この踊りを島外の高校生が若者に広めようとする活動を始め、一緒に参加して定期講習会や島のお盆で踊ってきた。現在は6高校+1中学、計41人の規模になったが、今後も同世代への継承活動を続けていこうとの思いを持っている。
中国・四国ブロック
島根県
島根県立三刀屋高等学校
JRC部
コロナ禍で自分を見つめる機会ができ、「もっと工夫して活動したい」と考えた。例えば募金活動では箱は持たずに置いて距離を取ることや、募金先ごとに箱を分けることで自分で募金先を選べるようにするなどの工夫をしながら活動した。また、まず自分たちができるようになる→周りの人にSNSなどで拡散する→行事などで地域に広げる、という3段階を想定しながら活動している。
中国・四国ブロック
島根県
安部小Project
母校の安部小学校が閉校になってしまい、校区のコミュニティの減少や耕作放棄地の増加が進行したため、中高生の有志によって設立された。活動は主に月1回の閉校舎内清掃を軸として、校区の方に来てもらえる安部っ子夏祭りの企画運営など。地域の方からは「安部の宝」といった表現で喜びの声をもらい、今後も「地元愛」を大切に活動していきたいと考えている。
中国・四国ブロック
広島県
盈進中学高等学校
ヒューマンライツ部
仲間と共に被爆証言を聞き取り、英訳作業に取り組んでいる。地獄の広島を生き抜き、証言活動をしている切明千枝子さんへの聞き取りによる日本語版冊子が去年完成し、現在はその英訳作業を行っている。また2008年に先輩が「中高生にもできる“持続可能な”平和活動」として始めた「核廃絶!ヒロシマ中高生による署名キャンペーン」も活動の大きな柱となっている。
中国・四国ブロック
広島県
広島県立油木高等学校
地域創生同好会
取り組みは広島県全体を網羅するため、活動を山と海の2つに分けている。山の活動では主に森林保全を目的としており、河川の清掃や樹木管理などを行った。また、海の活動では大量に漂流する海洋ゴミに焦点を当ててゴミの清掃活動を行った。清掃活動はもちろん、このようなイベントを企画してSNSなどで情報発信し、拡散する役割を担っている。
中国・四国ブロック
山口県
山口県立柳井商工高等学校
まちづくりプロジェクトチーム
地元の伝統工芸織物「柳井縞」の研究は7年目を迎え、伝統継承と普及活動に取り組んでいる。実際に機織機を製作し、機織り体験ワークショップや東京2020大会を応援する「2020縞」の2,020人機織りチャレンジ、年間を通して小学生対象の出前授業などを行っている。今年度はこの出前授業で児童にも2,020人機織りチャレンジに参画してもらっている。
中国・四国ブロック
香川県
香川県立三本松高等学校
三高みんなの食堂プロジェクト
学校と農業法人とで、持続可能な食堂をみんなで作り上げるという、他ではやっていない画期的なプロジェクトを運営している。この活動は地域の食材のことを知り、食べてもらい、地産地消を進めて食品ロスを減らすというSDGsの視点に基づいている。今後はより地域との一体化を目指し、使用している地域食材の収穫体験や、規格外野菜の販売などにも挑戦したい。
中国・四国ブロック
香川県
香川県立多度津高等学校
生物科学部
100種類以上の水生生物を飼育管理し、週4日の活動日には総動員でエサやり、水替え、水槽掃除などを実施している。また、環境保全の必要性を啓発するために一般の方に公開する「ミニ水族館」イベントを行っている。今年はコロナ禍で2回中止となったが、8月実施の際には新聞やテレビの取材が入り、注目度の高さを感じた。また、河川調査や海浜美化活動も行っている。
中国・四国ブロック
愛媛県
愛媛県立弓削高等学校
山田 彩乃さん
地域の児童クラブで、放課後や長期休暇中に子どもたちと一緒に遊んだり、勉強するボランティアを行っている。ここでは子ども30人ほどを受け入れているが、支援員は多い時で5人程度と、全員に目が行き届かない状況だったが、自分たちが入ることで解消された。現在は月に1度程度、キャンプ場でのカレー作りや山羊の乳しぼり体験などのイベントを実施している。
中国・四国ブロック
徳島県
徳島県立阿南光高等学校
緑のリサイクルソーシャルエコプロジェクトチーム
道路や公園などの維持管理で発生する「刈草」が、植物廃材として焼却処分されていることに着目し、「刈草」から資源循環型肥料の「もったいない2号」を開発した。この肥料は、岩手県陸前高田の桜ライン311の活動を通じて、東日本大震災の復興ならびに防災教育にも活用された。現在、桜の花を切り抜いたカードを、植樹に合わせて陸前高田に送る準備をしている。
中国・四国ブロック
徳島県
徳島県立池田高等学校
定時制課程 池定・地域まもり隊
地域住民の方と連携した清掃活動や、警察署と連携した夜間防犯パトロールを実施。また、被災地交流のための苗木の育成と送付のほか、使い捨てマスクが街中に捨てられていることに気づき、オリジナルマスクケースの製作・配布も行った。社会生活が大きく変化している今こそ、もう一度地域のニーズや課題を捉え直し、地域の担い手になるための活動を目指している。
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